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マジックアワー

昨日はとても幸せな瞬間の連続でした。

 

今日(昨日)は朝から神戸で行われている長原両先生のペンクリにお邪魔して、ホスカルの調整をダシにして自己調整のレマンを批評していただくつもりでいました。ですが、前日の夜に家の冷蔵庫が突然壊れてしまい、急遽予定を変更して朝から梅田の電気屋に冷蔵庫を買いに行くことになり、結局神戸についたのは午後3時の手前でした。

 

会場に着くと先に到着していた北の旅人さん、K記者さんがおられ、挨拶もそこそこにペンクリの状況をお聞きすると、物凄い順番待ちになっているとのこと。当然、神様の関西最後のペンクリと言うことで、かなりの順番待ちになるとは思っていたのですが、まさかこれほどまでとは・・・出遅れたのがとても残念です。

 

IMG_0102しばらくしてから親方&夢待ち人さん&ケロリンさんと合流して皆でワイワイ万年筆談義に華を咲かせて楽しく過ごしていると、北海道からお越しのNさんの他に運良く順番がまわってこられた方が何人かおられたので、両先生と他の方の邪魔にならないように調整作業を間近で拝見させていただくことができました。

両先生とも手際よく作業をされるので、ほとんど何をされているのか分からなかったのですが(苦笑)、それでも両先生と同じ空間で同じ空気を吸うことができたのでとても幸せな気分になれました。

 

IMG_0105 その後、会場を後にして皆で梅田まで繰り出し、おしぼり喫茶&極上ホルモン&お好み焼きとお腹が一杯になるまで食べまくり、最後の締めに喫茶店で親方による『サンエーパール』を使った軸磨き講座が開催されました。

写真のようにケロリンさんが親方から直々の指導(489)を受けてエボナイト軸に鏡面磨きを施したり、wavioは自分の手の爪を鏡面磨きにして遊んだりしながら、ここでは書ききれない色んな話が飛び交いながらも、とても濃密で楽しく時間を過ごすことが出来ました。

 

その後、散会して家に戻り一日を振り返りながら今この記事を書いますが、改めてて思うことは、『やっぱり萬年筆を通じて皆さんに出会えたのはよかったな~』です、多謝!

 

おしまい

只今、書斎の模様替え中でレイアウトに悩んでいるwavioです。

このマンションに引っ越してきて7年が経ち、その間に生まれた姫もずいぶんと成長し、そろそろ自分の部屋を与えて自立を促さないとと思いました。姫の部屋作りにあわせて書斎(兼物置)も模様替えしようと思い立ち、エクセルで簡単な部屋の平面図を作って、毎夜マウスを弄って画面の中のタンスや机を動かして『あーでもない、こーでもない』と限られたスペースと闘ってレイアウトを楽しんでおります。

86247話は変わって、今週末ですが神戸ナガサワ文具センターで長原両先生によるペンクリがあります(写真はナガサワ文具センター様HPより勝手に拝借、ゴメンなさい)。カッコいいポスターの通り、神様の関西ラストペンクリだそうで、神様&幸夫先生に直にお会いしたことが無いwavioにとっては、多分、神様にお会いする最後のチャンスということで、今週末は神戸までお散歩に行ってみたいと思います。

 

ただ部屋の模様替えもあるので本当に神戸へ行く時間があるのか不安なのと、どの使徒を調整してもらえばいいのかが目下の悩みの種です(苦笑。

 

最後に、本投稿のタイトルについてです。

以前にどーむさんがリサイクルショップで『メディチ』を見つけたのを聞いて以来、wavioも営業を回っている途中でリサイクルショップを覗いては『何か掘り出しモンがないかな~』と、『月見草子』の名言『リサイクルショップで2匹目のどーむ』を狙っておりました。でも現実は厳しく、なかなか掘り出し物にはめぐり合えず空振りの日々が続いておりました。

IMG_5259 そんなこんなで名言も忘れそうになったいた先日、営業でお客様周りをしている途中によく寄るリサイクルショップでこの万年筆を見つけました。限定品知識がないwavioですが、なかなかの名品らしいのです(とても『メディチ』には及びませんが・・・)。

今度の神戸ペントレで出品の予定ですが、さてさて『リサイクルショップで2匹目のどーむ』となりますでしょうか(笑

おしまい

第二の故郷

最近、WAGNER会員の方々のブログで腕時計の記事をよく目にします。

皆さんそれぞれ素晴らしい腕時計をお持ちで、湖畔の悪魔さんや名古屋のドリーマーさん&放置国家副元首さんがお持ちの腕時計達は、知識の浅いwavioでも『おっ、これはええな~』と思ってしまいます。

そんな皆さんがお持ちの腕時計とは比べ物にもなりませんが、wavioも5年前に姫が生まれたときに記念に買った自動巻きの腕時計を1つだけ持っています。『スーツに似合う腕時計が欲しい!』と、当時、出産間近でお腹が大きくなっていた身重な財務省を引っ張って、梅田のヨドバシカメラに行って選んでもらった腕時計です。この5年間、仕事の日はほぼ毎日腕に着けて使っているので、表面に小傷もたくさんついてしまいましたが、今も仕事の相棒として頑張ってもらっています。

 

IMG_0072 こんな風に毎週欠かさず仕事の時は着けていくので、仕事が休みの時はワインディングマシーンに入れてゼンマイが止まらないようにしています。が、最近このワインディングマシーンの調子が悪く、週明けに腕時計を見るとうまくゼンマイが巻けずに止まっていたりします。このまま動作が不安定だと毎回竜頭を回してゼンマイを巻くのが面倒ですし、何度も竜頭を緩めたり締めたりすると中のネジが磨耗して竜頭が壊れてしまいそうです(先日、結局壊れてしまいました、涙)

 

IMG_0070 こういった機械の寿命がわからないので、最初は買い換えようかと思いましたが、萬年筆以外にも腑分師の血が騒いだのか、取り敢えず分解してオーバーホールすることにしました。で、右の写真がバラした状態です。バラした状態でのモーターの動作などは特に問題がなかったので、古くなって黒くなったオイルを綺麗に拭きとって新しくシリコングリスを塗り直し、もう一度リビルドして動作を確認するとスムーズに動きました。

今回は素人のオーバーホールで何とか動きましたが、モーターやギアの経年劣化もありそうなのでいつまた止まるか判りません。竜頭の修理費で新しいワインディングマシーンが買えてしまうのですが、取り敢えず様子を見て買い換えるか検討したいと思います。

 

え~、今回はタイトルと全く関係ない修理の話でした(苦笑。

最後に、今日の姫の運動会が天気に恵まれ無事に終わり、予定通り明日の鳥取大会に参加できそうです。学生時代に6年間過ごした『第二の故郷』である鳥取でWAGNERが開催されるのはwavioにとって本当に嬉しいです。家族旅行の途中での参加となりますので、お昼から2~3時間ほどの滞在となりますが、一応調整道具は持参したいと思っています。

それでは師匠をはじめご参加される皆さんどうぞ宜しくお願いします。

3大陸 その3

続きです。

 

【解体新書】

IMG_5124 3本とも腑分けすると写真に写る内容が小さくなるので、『アフリカ(大陸)』を腑分けしました。ペン先はユニットになっているので、ペリカンのペン先を外す時と同じ要領でゴム板でペン芯とニブを挟んで捻ればすぐに外れます。

 

 

ここで外す際にご参考にして欲しい点を!以前にN御大がWAGNERの講義で『ペン先ユニットを外す際にはペン先を捻るのではなく、胴軸の方を捻って外すほうがいい』と仰っていました。wavioも講義を聴いてからこの方法で何本も試してみましたが、ニブとペン芯のズレを防ぐことが出来るのでとても理にかなっていると思います、腑分けをされる方は是非試してみてください。因みに外した後の詳しい写真等は師匠のブログでたびたびUPされてますのでググって探してみてください。

IMG_5128 次の尻軸の分解ですが、これにはアウロラ専用の尻バサミが必要です。写真の尻バサミはモンブラン146・149用の尻バサミによく似ていますが、先端のフック部分がアウロラ用のは一回り小さいので146・149用は大きすぎて嵌らずに使うことができません。

 

 

IMG_5123 それと尻軸ユニットの尻バサミを差し込む部分ですが、写真のとおりモンブランの金属製と違って樹脂で出来ているので強度に問題があります。この点についてはある理由から是非改善して欲しい点です(オプティマのデモンストレーターは金属製かな?)。

 

 

【問題点】

調整師(補)になってからWAGNERで何本かアウロラの萬年筆を修理させていただきました。その際に修理要望で多かったのが、『尻軸を回すとユニットごと外れてしまう』という症状です。詳しくお聞きすると『使い始めは問題がなかったが、何度もインクを吸入したりして使っていると、ある日突然尻軸を回すとユニットごと外れてしまった』ということです(この故障についてはペン★パレード!のチェリーさんが詳しい症状をブログに記載されておられます)。

IMG_5125 このユニットが外れてしまう症状ですが、アウロラの尻軸ユニットは写真の様にねじ込み部分に赤いシーリング(軸色によっては白)を施していて、このシーリングの接着力に原因があると思います。wavioの個人的な推察なのですが、このシーリングはインクの漏れ防止用でもともとの接着力が弱く、その後の使用磨耗や経年劣化で更に接着力が弱くなるのではと考えています。

では修理としてこのシーリングに換えて強い接着剤をつけて解決するかというとこれにも問題があります。それは解体新書でも書きましたが、ユニット全体が樹脂製なので尻バサミを差し込んで外す際にあまり力をかけれないので強い接着剤を使えないことです。

ですので、wavioはこの修理の際には以前よりご紹介している『シューグー』(クリア色)で対応しています。『シューグー』でしたら樹脂を侵さないので軸やユニットを傷めませんし、水分に強いのでインク漏れ防止にも使え、さらに付ける量を間違わなければ、尻軸を回すぐらいでは外れない接着力があります(再度、尻軸バサミで外すことも可能です。でも付けすぎは注意です)。

もし、この症状でお困りでしたら、一度wavioが出席しているWAGNERへお持ち下さい。インク固化でどうしようもない物や物理的に壊れている物以外は多分何とかなると思います。但し、メーカーと違う接着剤や工具を使いますので、原則『生贄』扱いとなりメーカー保証外になる可能性があります。メーカー保障期間内(5年間)の物や今後もメーカーの保障を受けたい場合はご注意下さいね。

 

【最後に】

IMG_5130 ペン先のクオリティーや尻軸ユニットの接着強度に少し問題がありますが、それでもこの磨きこまれた美しい軸は是非手にとって見ていただきたいですね。特に『エイシア(大陸)』は最初写真で見たときは『気持ち悪い色やな~』と思っていましたが、実際に手に入れて実物を見て、ベースになっている翡翠色はとても美しく輝き、半透明の小豆色の縞模様はとてもよいアクセントになっていると思います。

3大陸でこの調子なので、いつかは『アメリカ(大陸)』も買うと思いますが、まだまだオークションであまり見かけないのと軍資金の準備(枯渇&借金)ができていませんで『いつの日か・・・』を胸に4(5)大陸を目指したいと思います。

 

おしまい。

3大陸 その2

続きです。

 

【外観】

IMG_5091アフリカ(大陸)』は黒と黄色が混ざり、光のあて具合ではタイガーアイのような輝きを見せます。『エイシア(大陸)』は翡翠色と小豆色の樹脂が混ざり、翡翠色の部分が光のあて具合で銀色に美しく輝きます。『エウロパ(大陸)』はグレーと黒のマーブル模様で、こちらも光のあて具合でグレーが銀色に美しく輝きます。

 

前回の投稿でも書きましたが、3本とも磨きこまれた『アウロロイド』がとても艶やかで、樹脂の混ざり具合から同じ模様が二本とないユニークな軸柄です。本で読んだ受け売りなのですが、ハンドポリッシュで仕上げ磨きをしているそうで、軸磨きをして遊んでいるwavioとしてはどんなコンパウンドを使っているのかとても興味があります。

 

【ペン先】

IMG_5096 一応限定シリーズなので18金です。意匠はオプティマと同じアラベスク模様がベースで、ニブの色は『アフリカ(大陸)』・『エイシア(大陸)』は金色で『エウロパ(大陸)』はロジウムコーティングの銀色です。バイカラー好きのwavioとしては『エイシア(大陸)』だけでもバイカラーでして欲しかったのですが、このニブのデザインにバイカラーは無理がありますかね(苦笑

 

【筆記バランス】

IMG_5093 キャップを含めた重さは『アフリカ(大陸)』が22.7g、エイシア(大陸)』が23.0g、『エウロパ(大陸)』が22.4gと、若干のばらつきはありますがセルロイド系なので全体に軽いです(因み軸はどれも14.0gなのでキャップの重さに差があるみたいです)。

 

筆記バランスですが、キャップを尻軸に挿した状態では重心はキャップリング手前になり少しリアヘビーになりますが、もともと軽い重量なので立てて書いても寝かせて書いても問題ないと思います。

 

【書き味、字幅】

ペンポイントの写真ですが左から『アフリカ(大陸)』のM、『エイシア(大陸)』・『エウロパ(大陸)』のFです(同じFでもずいぶん違いますね)。オークションで手に入れたのである程度は覚悟していましたが、それにしても本当に不細工なペンポイント達ですね~。『アフリカ(大陸)』は形が左右対称でない、『エイシア(大陸)』はスリットが開きすぎている 、『エウロパ(大陸)』に至っては段差ありの背開き気味と、さすがはイタリアンクオリティーです。ま~弄くりがいがあるのでwavio的にはOKですが、自分で調整をされない人には即ペンクリへGoのペン先でしょうね。

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書き味はまだ試していませんが、このペンポイントの状態なら何処かしらガリガリと引っかかるでしょうね。まだまだ使う予定がないので調整するのはいつになるか分かりませんが、本当に弄くりがいのあるペンポイント達です(笑

 

続きます。

3大陸 その1

去年の年末以来の使徒レビューですね・・・(笑。

殆どの方がwavioのブログで萬年筆の紹介をしていたのをお忘れだと思いますし、約3名程の熱狂的かつ奇特なwavioのブログファン(ウソです)には『どんだけ間があいてんねん!』と突っ込まれそうですが、ま~そこはどーぞ大目に見てやってくださいな。

先日告知してましたとおり、今回はアウロラの大陸シリーズをご紹介したいと思います。先日『アメリカ(大陸)』が発売になりましたので、現行では4(5)大陸なのですが、未だwavioは過去に発売された3大陸しか持っていませんので、今回のレビューでは『アメリカ(大陸)』は割愛させていただきます。

 

IMG_5089【ブランド】アウロラ
【モ デ ル】大陸シリーズ
【ペ ン 先】18金 F&M字
【吸入方式】吸入式
【入手経路】某オークション
【取得価格】平均39,000円位です

 

 

【雑感】

ちょうど1年位前のこの頃に茶色軸の萬年筆に嵌っておりまして、毎夜某オクを徘徊して『何か綺麗な茶軸はないかいな~』と物色していると某ネットショップから出品されている『アフリカ(大陸)』に出逢いました。以前から雑誌などでその存在は知っていたのですが、諸先輩方のブログなどで『写真の色目と実物の色目が違う』や『綺麗じゃない』等あまり良い評判を得ていなかったのと、なかなか実際に実物を見る機会がなかったので購入をするのに躊躇していました。

だた、その頃大きな仕事が片付いて割とお小遣いが潤沢にあったことと、ちょっと気も大きくなっていたことも後押しして、『4万円位なら出せるかな~』と思い、毎回登場する10分間のスナイパー(笑)の猛追を振り切りなんとか予算を少し超える金額で無事落札することが出来ました。

数日後ですが、届いた使徒を実際に手にとって眺めてみて『写真より美しい!なんて艶やかな軸色なんや~、買ってよかった~♪』と一目惚れしてしまい、『これやったらあとの2大陸も手に入れなければ!』と妙な決意を胸にその後約4ヶ月かかって3大陸全部をそろえることが出来ました。

 

続きます。

他の方のブログでも話題になっていますが、先日、師匠のブログで『アウロラ85周年記念』がオークションにかけられる記事を見つけました。記事を読むと、NEXTNEXTさんが『東北地方の復興に役立てれば』との想いでご出品されたとかで、wavioにはなかなか真似が出来ないことなのでとても感心していました。

また、師匠が3時間かけてじっくり調整をされたとのことなので、調整師(補)としてはアウロラの丸研ぎがどんな風に研ぎ上げておられるかが気になるところです。

個人的にこういった気持ちのよいオークションには大賛成なので、wavioも心ばかりの金額ですが入札をさせていただいて、『少しでも義援になればいいな&あわよくば落札したいな』と思ってます(苦笑

 

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